Eggコミュニケーション - 幼稚園・保育園専門
 
 
 
 
 
“常識が伝わらない
 
 
 
    コミュニケーション用語 ゼロポジション
 
 
Aせんせいは、年少担任教諭
Bせんせいは、今年度△△幼稚園に採用になった副担任教諭
 
A; 「Bせんせい、年少組の子が数当てゲームのできる壁画を作りたいんだけど、手伝って
    くれますか?」
 
B; 「はい、いいですよ。」
 
 
A; 「大きな紙を使って、全体はこのくらいの大きさね。パーツは作ったから貼るだけです。
    数のカードは、なくならないように輪ゴムをつけてね。
    カードは下の方にポケットをつけて、遊んだら元に戻すようにしましょう。
    お願いしますね。」
 
B; 「はい、さっそく取り掛かります!」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
B; 「Aせんせい、できました!」
 
 
A; 「えっ? どうして数字カードの上の方に輪ゴムをつけたの?
   
    この輪ゴムの長さじゃ短くて、手が離れたらバチンって痛いでしょう?
    このポケットの大きさじゃ、5枚のカードが入らないじゃない?
    考えたら常識でわかるでしょう?
   
    いちいち言わなきゃわからないの!?
 
 
 
 
これは、実際にあった話です。
 
Aせんせいの描いていた完成イメージは下の絵のようなものです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
Aせんせいの頭の中にあるイメージ通りに、Bせんせいが作ってくれるものと思っていました。
 
ところが、【観念のメガネ】があることを知らないAせんせいの情報は、真っ直ぐに伝わりませんでした。
 
経験の浅いBせんせいは、年少(3歳)児の発達を理解していなかったのです。
 
もちろん、大学で習ってきたかも知れませんが、習ったことを思い出し、経験していかなくては
実践に活かせないのです。残念ながら、これが現状です。
 
『常識でしょう?』・・・常識の基準はなんでしょうか?
『普通でしょう?』・・・普通の基準はなんでしょうか?
 
組織の考え、固定概念にとらわれず、相手の年齢、性別、経験に配慮した伝え方をするためには【ゼロポジション】に立つことが大切です。
 
 
では、Aせんせいは、どんな指示を出したら、イメージ通りに伝わったのでしょうか?
 
今後も正しく伝わるようにするには、どんなことを心掛けたらよいでしょうか?
 
コミュニケーション研修では、様々なゲームワークショップやケーススタディを用いて、【ゼロポジション】の大切さを学んでいきます。